朝からリビングでごろごろしていた長男が「銀魂見に行きた~い!」と独り言を呟いていたレディースデイな水曜日、絶妙なタイミングで「銀魂見て来ました!」と書いているダイアリーを見てしまったので、見に行った。
年何回かは少年ジャンプを買う、原作の単行本待合室に置いてあれば手に取ったりもする、好きか嫌いかと言われればまあ好きかな、という程度の人間には、予想をかなり越えて面白かった。
なんと言っても小栗旬くんをはじめとするメインキャストの原作への寄せっぷりと芝居のうまさが素晴らしい。
何となくだけれど、コミックスの実写化では見た目そっくり=お芝居は今いちみたいな先入観があったのが、両立するんだなあと感慨深かった。
特に
橋本環奈ちゃんが、可愛さと強烈さを併せ持つ神楽のイメージにぴったりでびっくり。顔が可愛いだけじゃなかった
ストーリー展開というか構成も飽きずに楽しめた。あ、お約束のうとうとタイムはやっぱりあったけど。我ながら何故中盤の大立ち回りの最中に寝ちゃうかな。まあ、多分もともと集中力かちょっと途切れるタイミングなんだと思う。そこをかなりうまく工夫してあるんだと思うんだけど
人物紹介から始まって、終盤のスケールの大きさと独特の安っぽさ(⬅褒めてます)の組み合わせ具合いや、原作で時々恐ろしく精密に書き込んである部分の表現とか、監督の作風と原作のマッチングも凄いと思った。
そんな感じで、私はすごく面白かったーと思えたのたけれど、上映中に生理的な何かではなく途中退席する観客が一人ならずいて、あとからネットで多分退席したのと似た感覚であったろう人の(その人はちゃんと最後まで見ていたけど。)文章を読んで、実写化って大変なことだなあとあらためて思った。
ちなみに「俺だって結構思い入れ大きいよ。」という長男は、原作内の他の部分のエピソードをコラージュしてあるあたりも含めて「ここはそうしたか!」な感じで楽しんだようで、「面白かったー
」と言っていた。良かった良かった。
「桂が原作より原作らしい
」って、なんじゃそりゃ。
私は環奈ちゃんの他には菜々緒さんと定春が特に好きでした
映画版 銀魂 紅桜編 公式サイト⬇
https://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/sp/